名古屋はかつて、海外へと輸出される陶磁器生産の一大拠点でした。特に現在の名古屋市東区には、瀬戸や美濃などの産地に近いという好立地から、多くの陶磁器工場が立ち並んでいました。各産地から運び込まれた陶磁器に絵付を施す、上絵付業が発展するなかで、名古屋絵付と呼ばれる豪華で華やかな作風は、海外でも人気を博しました。
公益財団法人横山美術館は、明治・大正時代に制作された輸出陶磁器を、里帰り品を中心に展示しています。名古屋周辺で制作された輸出陶磁器、日本初の洋風陶磁器であるオールドノリタケ、まとまった作品群を目にする機会が少ない隅田焼など、息をのむほど緻密で大胆な作品の数々を、ぜひご覧ください。
住所 |
〒 461-0004 愛知県名古屋市東区葵一丁目1番21号 |
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電話番号 | 052-931-0006 |
営業時間 | 10:00~17:00 (最終入館時間16:30) |
休館日 | 毎週月曜日(祝・休日の場合開館、翌平日休館) 年末年始(2019年12月29日~2020年1月4日) 2020年3月3日・2020年6月16日・2020年8月13日~17日(※8月11日は開館) |
入場料 | 【企画展開催時】一般:1,000円(800円) / 高・大学生・65歳以上:800円(600円)/ 中学生:600円(400円)/ 小学生以下:無料 / 障がい者手帳をお持ちの方:700円(500円) 【常設展のみ開催時】一般:700円(500円) / 高・大学生・65歳以上:500円(300円)/ 中学生:400円(300円)/ 小学生以下:無料 / 障がい者手帳をお持ちの方:400円(300円) *( )内は20名以上の団体料金 |
URL | https://www.yokoyama-art-museum.or.jp/ |